pet検査で当日分かる結果とは

pet検査で当日分かる結果とは

pet検査とは、陽電子放射断層写真検査の略称で、放射能を含んだ薬剤を用いる核医学検査の一つであり、がん検査に利用されます。
pet検査は、ブドウ糖代謝異常などの機能異常から、がんや炎症反応箇所を調べ、臓器の形状だけでは分からないがん等を見つけることができます。がんは、増殖スピードが速いため、代謝活性が高く、正常な細胞に比べて3~8倍ほどブドウ糖を取り込むという性質があります。その性質を利用して、ブドウ糖の代わりに構造が似ていて、放射能を含んでいるため体内で目印として働く、フルオロデオキシグルコース・FDGを静脈から点滴し、身体全体にFDGが循環するのを1〜2時間待ってから、専用のスキャナー装置で撮影をします。
撮影にかかる時間は30〜40分であり、検査全体を通しての所要時間は最大で約3時間です。
pet検査は受診してすぐに画像結果が出るため、当日中にほぼ全ての検査結果が分かります。がんや炎症の病巣を調べたり、腫瘍の大きさや場所の特定、がんの良性・悪性の判別、転移の状況や治療効果の判定、がんが再発しているかどうかなどを調べられる上に、アルツハイマー病や心筋梗塞なども調べることができます。

pet検査の検査結果

pet検査の検査結果が出るまでは、受診した医療機関によって変動してしまいますが、pet検査だけの場合は2~3日ほどで出ます。pet検査の結果と他の画像などの検査も含めて総合的な結果は一週間ほど必要になります。体内にがんなどの悪性新生物が発生している人の八割はPET検査だけで判明します。pet検査単体ではみつけにくい部位もあるので、他の検査と合わせて行う事で精度を高くできます。検査結果で病変などの異常が確認された場合は、精密検査が必要となります。この検査だけでは悪性の病変か、良性の病変かの判断まではできないので、悪性の疑いが強い場合は細い注射針を使って細胞を直接採取する針生体検査や、注射針よりも太目のタイプで、直接病変を削り取るマントーム検査を行います。この検査によって病変が悪性かどうかの判断を行えます。異常が発見されなかった場合は今回の検査は終わりになります。定期的に受診することでがんを早期発見できます。